2.腹側10時→交通(こんにちは)するまでの処理 次に、また腹側に戻って10時からそっと間膜を切開する。先ほどと同じように直腸壁を認識できたら、長軸方向に3cmくらい膜を一枚切離し、鈍的に直腸を間膜から剥がしていく。 右から行っている量が多ければ、左からはすぐに右からのところに「こんにちは」できる。 ポイントはこのようになる。トルネードにならないように気をつける。 トルネードとは左からのラインが螺旋状になってしまい、肛門側に行ってしまって右からのラインとこんにちはできない状態を指す。これはおそらく減点対象になる。これを避けるためには、次の3つのポイントがある。① 助手にしっかりと直腸を患者の左側背側に引っ張ってもらい、術者の右手が腸管と直交するように心がける。②腸管と直交しているか、一太刀ごとに確認する。③ときどき遠景(ダグラス窩がよく見えるまでカメラを引く)で切離ラインが斜めになっていないかチェック。...
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