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揺り戻しか前倒しか、小児感染症の動向と懸念点【時流◆「脱コロナ」でこの夏懸念の小児感染症】

2023年6月14日  時流

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の5類移行に伴う生活様式の変化で懸念される感染症についてお送りするシリーズ、後半は【時流◆脱コロナでこの夏懸念の小児感染症】として、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科および熱帯医学・グローバルヘルス研究科小児科学分野教授であり、日本小児感染症学会理事長でもある森内浩幸氏の話を紹介する。第1回はこの夏数年ぶりの流行が懸念される小児感染症の動向について。 3年抑えられた夏風邪は流行の気配、流行性角結膜炎も懸念 COVID-19の感染症法上の分類が5類になり、保育所・幼稚園や学校でのさまざまな活動がCOVID-19流行以前の内容に戻り始めています。この環境の変化によって、過去3年目立たなかった感染症が流行する懸念はないでしょうか。...