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「事前に想定すべき」、一方で「予測難しい」の声も

2023年11月17日  m3.com意識調査

臨床ニュースのシリーズ「医療事故、ヒヤリ・ハット事例に学ぶ」で掲載した記事「腰椎前側方進入椎体間固定術中に出血量増加、血管損傷の疑い【解説】」のトラブルについて、医師の責任がどの程度あると感じるかをm3.com会員医師629人に尋ねたところ、44.5%が「中程度(41~60%)」と回答した。ここでは、医師の責任や要因分析、改善策について述べた医師のコメントを紹介する。「前もって腹部造影CTを撮影して血管構造や危険性が高い部位を把握しておくべき」「事前にシミュレーションを行っておくことは、整形外科の脊椎専門に扱うドクターならばしておくべきだ」といった意見が相次いだ。一方で「事前の画像評価をしても石灰化部位から出血するか予測することは難しい」「事前にシミュレーションは、脊椎専門に扱うドクターならばしておくべき」といった声が寄せられた。...