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第7回 JCOG1009/1010試験の道のり【後編】

2023年12月20日  ドクター寄稿

本試験のプライマリーエンドポイントは、他のがんに関する臨床試験と同様、5年生存割合です。そのため追跡期間も5年間としていましたが、試験開始後の胃がんグループ班会議において笹子三津留先生より、乳がんの試験などと同様に、腫瘍の増殖速度があまり速くないと考えられる早期胃癌の試験では、10年の追跡期間を設けるべきという大変貴重なご意見をいただき、追跡期間を10年に延長しました。たしかに早期胃癌に対する内視鏡切除(内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)非治癒後に5年以上経過してから再発が認められることも珍しくなく、がんの経過観察イコール5年間と決めつけるのはよくないと思いました。2023年5月に10年の追跡期間が終了し、まもなく最終解析結果を報告する予定です。...