「耳鼻科医なのにカニューレ迷入を予期できていない」

臨床ニュースのシリーズ「医療事故、ヒヤリ・ハット事例に学ぶ」で掲載した記事「気管カニューレ交換も皮下に迷入し、経口挿管に時間要す【解説】」のトラブルについて、医師の責任がどの程度あると感じるかをm3.com会員医師553人に尋ねたところ、46.7％が「中程度（41～60％）」と回答した。ここでは、医師の責任が「中程度」「高い（61～80％）」「とても高い（81～100％）」との認識を示したコメントを紹介する。「耳鼻科医という気管切開に習熟しているであろう医師がカニューレ迷入の可能性について予期できていない」「気管カニューレを交換したら、必ずファイバーで内腔を確認するのは当たり前」といった厳しい言葉が並んだ。...