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耳の異物

2024年3月6日  メジカルビュー社

「異物」はどの科でも扱うことが多いと思いますが、耳鼻咽喉科は、耳・鼻・のどという身近な場所を扱うために異物患者さんが結構いらっしゃいます(統計は取っていないけれど、目の異物に並んで多いと思われます)。 一番多いのは外耳道異物! 子どもがつい耳に入れてしまう……。といえばイメージがつきやすいでしょうか?? それ以外でも「耳の中に何か入った!?」と焦って受診される年長者の患者さんもたくさんいらっしゃいます。 滲出性中耳炎の治療で用いられた鼓膜換気チューブが中耳に落ち込む「中耳異物」や外傷などで内耳内に混入する「内耳異物」もありますが、専門医に任せる仕事です。ここでは「外耳道異物」を中心に扱っていきましょう。...