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エプキンリ皮下注の適正使用で注意喚起

2024年4月11日  医薬品医療機器総合機構

医薬品医療機器総合機構(PMDA)はこのほど、悪性リンパ腫に対する抗悪性腫瘍剤「エプコリタマブ(遺伝子組換え)」(販売名:エプキンリ皮下注4mg、同皮下注48mg)の適正使用に関して、製造販売企業のジェンマブおよびアッヴィが連名で発した文書を掲載し、注意喚起した。2023年11月の販売開始後から2024年3月25日時点でサイトカイン放出症候群として報告された国内副作用報告が118例(推定使用患者数449例)あり、うち8例はGrade 3(Grade 4はなし)、転帰死亡の症例も2例報告されているという。両社は、電子添文の「警告」欄に、投与時の入院管理、前投与薬の投与などの予防的措置及び異常が認められた場合の適切な処置について注意喚起していることに触れ、適正使用を改めて呼びかけている。...