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下垂体機能低下症を疑うのはどんなとき?

2025年6月16日  診断と治療社

下垂体機能低下症 Q 下垂体機能低下症を疑うのはどのような場合でしょうか。 Point  症状としては、全身倦怠感、食欲不振、体重減少などがあれば、下垂体機能低下症を念頭におく。性腺機能低下症がある場合は、黄体形成ホルモン(LH)・卵胞刺激ホルモン(FSH)分泌不全の可能性もある。  下垂体腫瘍、頭蓋咽頭腫、ラトケ嚢胞など、下垂体およびその周囲の疾患では、下垂体機能低下の可能性を考える。  分娩後にショックをきたすような大出血の既往(シーハン症候群)も、下垂体機能低下症の原因となりうる。  骨盤位分娩などの出生時異常で生まれた児、頭部外傷やくも膜下出血後に、成長ホルモン(GH)分泌不全が生じることがある。  リンパ球性下垂体前葉炎は妊娠後期や産褥期の女性における発症が多く、他の自己免疫性疾患の合併が多い。  IgG4関連下垂体炎は中高年男性に多いことが特徴で、中枢性尿崩症を合併し、血清IgG4の上昇を認める。グルココルチコイドによる治療が奏効する。 A 下垂体機能低下症は単数あるいは複数の下垂体前葉ホルモンが低下する状態です。...