初期研修で周囲の「信頼」を得るためにできること

【編集部より】 　研修医が初期研修中に腐心することのひとつが「いかに上級医や周囲から信頼されるか」ではないでしょうか。 　若くして全米でもトップを争う病院へ留学した米山 文弥先生（心臓外科医）が、よりよい医療を提供するために、利き手で臨床活動を、もう一方の手で学術活動をすることの大切さ、そのために医師としてどのようなことを身につけるべきか、ということについて、医師としてのキャリアを築き上げる初期段階に知っておきたいことを解説した『右手にメスを 左手には筆を』。その中では、キャリアの初期段階で、周囲の信頼を得るための要素についても解説されています。この記事では、本書の「初期研修中に心がけること ─信頼獲得とプレゼンテーション─」の項目をご紹介します（一部改変）。...