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「透析を止めた日」が政治を動かすまで【JSN2025】

2025年7月13日  m3.com編集部

第68回日本腎臓学会学術総会(6月20-22日、横浜市)では、総会長を務めた南学正臣氏による特別企画として、2024年11月に上梓された書籍「透析を止めた日」著者の堀川惠子氏による講演が行われた。書籍では、取材を進めていく中で透析患者の家族や遺族の多くが、堀川氏と同じような「終末期の迎え方」の問題を認識しつつも、語られにくかった現状、学会や研究会への取材を通して、患者の苦痛を目の当たりにしながらも血液透析の中止ができない悩みを抱える医療者たちの姿を紹介している。講演の後半では、書籍を紡ぐ中で出会った医師とのやり取りや現場での実践、そしてこの書籍が政治を動かすまでの数々のエピソードが紹介された。(m3.com編集部・坂口恵、2025年6月21日取材、全2回連載) ##中見出し 透析医学会にも登壇 ##小見出し ACPやSDMの大合唱の実際 「私のこれまで書いた本は爆発的に売れることはなく、私は細く長く売れるタイプの作家だった。この本は経験したことのない“風速”で現在も版を重ねている」と堀川氏。同学会だけでなく、翌週開催の日本透析医学会にも登壇するなど、医学界の関心も高い。...