【ミニレクチャー】てんかんと自動車運転
本例では自動車運転の制限を伝えました。この運転免許問題は、読者のみなさんも苦労された経験があると思います。そこで、ここでは自動車運転の説明で失敗しない方法を紹介したいと思います。ポイントは3つで「主語を間違えない」と「タイミングが大事」「情報の提供というスタンス」です。
禁止しているのは「私」ではない
いつ伝えるの? 今でしょ、は失敗の元
飲み会の予定を伝えるタイミングで学ぶ
何をいうかよりも誰がいうか
(1)主語を「私」にしない
自動車運転の禁止により、患者さんが怒ってしまい対応に困ったという事案はよくあります。理性を失って激怒する患者さんの内省も理解はできますが、ここでは少し視点を変えて、そもそも患者さんは何に怒っているのかを考えてみましょう。
運転ができないことに腹を立て対応に困ったということで紹介になるケースは多いのですが診察してみると概ねこのように訴えます。「運転するなといわれた。運転できなければ生活できない。」と。...
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