抗CD20抗体による慢性移植片対宿主病(GVHD)予防効果を検証したRCT
慢性移植片対宿主病(GVHD)は、同種造血幹細胞移植後の30-50%に発症する晩期合併症である。比較的均一な症状を示す急性GVHDと異なり、皮膚や粘膜、口腔、眼、肝臓、関節、消化器、肺、生殖器など自己免疫疾患に類似する多彩な臨床症状を呈する。慢性GVHDはQOLの低下を来し、中でも肺GVHDは致死的で、移植後の非再発死亡の大きな原因となっている。慢性GVHDの病態として、B細胞の異常活性化の遷延、制御性T細胞の減少、Th17細胞や濾胞性ヘルパーT細胞の活性化などが関与していると報告されている。...
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