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免疫性血小板減少症(ITP)の症状や治療に伴う負担、患者と医師のアンケート結果

2026年7月1日  ドクター寄稿

免疫性血小板減少症(ITP)は、複合的な免疫調節異常が原因で血小板減少を来し、そのために多様な出血症状を呈する疾患であるが、血栓塞栓症のリスクもある。また、近年の研究では、ITP患者は出血症状のみならず、倦怠感や認知機能の低下などQOL(生活の質)の悪化に悩まされることも知られている。実際に、ITP患者は健常者と比較して疲労度が有意に高く、QOLが低下していること、インターロイキン(IL)-12がこの症状のバイオマーカーであることが報告されている(Blood Res 2025; 60: 63)。また、認知症と血小板との関係においては、血小板第4因子(platelet factor 4:PF4)の重要性が基礎的な研究において報告されている(Nature 2023; 620: 1071-1079)。...