キャッスルマン病診療GLを公開
2021年7月11日
医療情報サービス(Minds)
医療情報サービス(Minds)はこのほど、「キャッスルマン病診療ガイドライン」の令和2年度初版を、オンラインで無料公開した。厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「非癌、慢性炎症性リンパ節・骨髄異常を示すキャッスルマン病、TAFRO症候群その類縁疾患の診断基準、重症度分類の改正、診断・治療のガイドラインの策定に関する調査研究」班が作成した同ガイドライン(GL)は、難治性のリンパ増殖性疾患であるキャッスルマン病の疾患概念や分類、診断基準、治療方針のアルゴリズムなどについて解説。総論と各論に大きく分かれており、各論に10のクリニカルクエスチョン(CQ)が設定されている。 CQは、「UCD(単中心性キャッスルマン病)患者の治療として外科的摘出術は推奨されるか?」「中等症以上で未治療のiMCD(特発性多中心性キャッスルマン病)患者の治療としてトシリズマブは推奨されるか?」のほか、「iMCD患者の治療としてシルツキシマブは推奨されるか?」などがある。シリーズ ガイドライン・手引き・マニュアル情報 一覧
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