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医療AIの普及には「医師の教育」が必須【医師会員30万人突破記念企画】

2021年8月9日  m3.com編集部

m3.com会員医師30万人突破を記念した特別企画「グローバルカンファレンス『AIがつくる医療の未来』」の第2回は、韓国・蔚山大学放射線科教授のJoon Beom Seo氏による講演をお届けする。AI医療機器の開発に積極的な韓国では、既に61の医療機器が承認されている。そんな韓国でさらに臨床応用を推し進めるには医師、患者、そして社会への「教育」が必要不可欠だと述べる。(まとめ:m3.com編集部・宮内諭/2021年4月27日オンライン開催、全5回連載)。 【出席者】 浜本隆二氏(司会/国立がん研究センター研究所・医療AI研究開発分野長、一般社団法人日本メディカルAI学会代表理事) Maryellen Giger氏(米シカゴ大学放射線医学科教授・副科長、前米国医学物理学会・会長) Joon Beom Seo氏(韓国・蔚山大学放射線科教授、初代韓国医療AI学会・会長) 文中敬称略 大規模国家プロジェクト「産業核心技術開発事業」 浜本隆二氏(以下、浜本) では続いて、Seo博士の研究内容をお話しいただけますでしょうか。 Joon Beom Seo氏(以下、Seo) 本日は非常に興味深い議論に...