1. m3.comトップ
  2. 臨床ニュース
  3. 内視鏡診療時の鎮静ガイドライン第2版を公開

内視鏡診療時の鎮静ガイドライン第2版を公開

2021年8月18日  医療情報サービス(Minds)

 医療情報サービス(Minds)はこのほど、日本消化器内視鏡学会と日本麻酔科学会作成の「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン」の第2版をオンラインで無料公開した。同ガイドライン(GL)は、2013年初版の改訂版。「鎮静・鎮痛の定義と運用」「薬剤の種類、作用機序と効能一覧」のほか、安全性の確保や有用性、薬剤の選択に関する20のクリニカルクエスチョン(CQ)とステートメントが掲載されている。 同GLの利用対象者は、内視鏡を施行する臨床医、その指導者および内視鏡に関わる医療従事者。治療対象者は、内視鏡を用いた検査および治療を受ける患者であるが、小児は対象外となっている。 初版と比べ、薬剤の選択に関するCQが6つ設けられた点が新しい。具体的には、「内視鏡におけるプロポフォールの有用性は何か?」「デクスメデトミジン塩酸塩は長い鎮静が必要となる内視鏡治療時の鎮静に有用か?」などがある。...