大腸内視鏡検査とサーベイランスに特化したGLが公開
2021年8月17日
医療情報サービス(Minds)
医療情報サービス(Minds)はこのほど、日本消化器内視鏡学会作成の「大腸内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドライン」をオンラインで無料公開した。同ガイドライン(GL)は、大腸がんの疫学などの「重要な基本的知識」、クリニカルクエスチョン(CQ)形式の「大腸内視鏡による診断検査・スクリーニング」「大腸内視鏡検査の実際」などで構成され、CQは全20問設定されている。 関連するGLとして、「大腸ESD/EMRガイドライン」はこれまでに刊行されていたが、大腸内視鏡スクリーニングおよびサーベイランスに特化したガイドラインはなかったことから、同GLが作成された。使用対象者は、消化器内視鏡診療に関わる医療従事者である。 CQは、「大腸内視鏡検査において光デジタル法は大腸病変の検出に有用か?」「CO2送気は患者受容性向上に寄与するか?」などが設定されている。また、サーベイランスに関する6つのCQのうち、「大腸腫瘍内視鏡切除後のサーベイランス間隔」に関する3つのCQでは、腺腫の個数、大きさ、特徴ごとに何年後のサーベイランス全大腸内視鏡検査(total colonoscopy:TCS)が望ましいか...
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