寺沢秀一 (著)『研修医当直御法度 百例帖第2版』(三輪書店)より転載
Case 68歳、男性
既 往
高血圧、糖尿病。
病 歴
21時ごろ、猫に右手を咬まれた。
所 見
意識清明、血圧160/100、脈拍86/分、呼吸16/分、体温36.9℃。右手背に2カ所の咬み傷があり。
検 査
なし
経 過
咬み傷の部位を水洗いして、抗菌薬を投与して帰宅とした。明け方から痛くて眠れず、咬まれた部位が赤くなって腫れてきたと翌日、再受診した。
この創感染の起炎菌は何でしょう?
初診時の対応で足らなかったことは何でしょう?
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