医薬品医療機器総合機構(PMDA)は9月3日、GEヘルスケア・ジャパンの「麻酔システム」(商品名:9100c NXTシリーズなど)の自主改修情報(クラスII)を発表した。当該製品のフローセンサーに使用されているチューブに問題がある可能性が判明したための措置で、改修作業(納入先への情報提供)は同日より実施している。 改修対象となったのは、1997年1月‐21年6月に出荷された「9100c NXTシリーズ」「アバンスCS2」「アバンスケアステーション」「エイシス」「エスティバ7900」「エスティバコンパクト」「エスティバ/5 MRI」「エスティバ7100」「エスパイア」「エスパイア7900」「エスパイアView」の計6568台。当該製品においてフローセンサーに小さな穴や切り傷のある損傷したチューブが使用されている可能性が判明した。そのため同社では、フローセンサーの製造日の確認を行い、問題が確認された場合には交換する自主改修を実施することを決めた。納入先はすべて把握しているという。 当該製品に損傷したチューブが使用されていた場合、麻酔システムによる過剰供給により、患者の気道の損傷につながる...
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