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ツバキの剪定中に重度の毒蛾皮膚炎

2021年9月16日  m3.com意識調査

チャドクガなどの幼虫に生えている数十万本の目に見えない毒針によって引き起こされる毒蛾皮膚炎。対応を誤れば、酷い痒みに悩まされ、我慢できずに掻きむしることでさらに膨疹が増えていく。m3.com意識調査で毒蛾皮膚炎の治療経験がある医師に、採用することが多い治療法を複数回答で尋ねたところ、「ステロイド塗布」が最多で64.1%だった。具体的な症例経験では「四肢を中心に小型の点状発赤斑を認めた」や「どこでもらったか分からない毒針毛の被害が多い印象」との自由回答が寄せられた。ここでは、毒蛾皮膚炎に関して医師会員から寄せられた自由回答の内容を紹介する。(まとめ:m3.com編集部・森圭吾) 【調査の概要】 調査期間:2021年7月17日-23日 対象:m3.com医師会員 回答者総数:勤務医505人、開業医146人 統計に基づく世論調査ではありません Q. 「毒蛾皮膚炎の症例を診察したことはありますか?」の問いで「はい」と答えた先生に質問です。毒蛾皮膚炎の症例経験について、具体的なエピソードを教えてください。(自由回答) 造園業に従事したての若者が親方の注意を軽くみて椿の剪定中にチャドクガによる重度...