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組織検体に対する優位性を実証【時流◆リキッドバイオプシーの今】

2021年10月18日  時流

近年、患者の検体の遺伝情報を基に、最適な治療薬を選択する「がんゲノム医療(プレシジョン・メディシン)」の進展が著しい。中でも注目を浴びているのが、血液などの液体成分を使って遺伝子解析を行う「リキッドバイオプシー」だ。産学連携がんゲノムスクリーニング事業「SCRUM-Japan(スクラム・ジャパン)」では、リキッドバイオプシーを活用しながら、がんゲノム医療のさらなる発展を目指している。リキッドバイオプシーの今に迫る本シリーズの第1回は、SCRUM-JapanのMONSTAR-SCREEN(モンスター・スクリーン)プロジェクトの研究代表者である国立がん研究センター東病院消化管内科長・吉野孝之氏に、腫瘍組織検体と比較したリキッドバイオプシーの優位性などについて話を聞いた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・高嶋秀行/2021年9月10日取材、全3回連載)...