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重粒子線、陽子線、X線によるがん治療の違いとは?【時流◆身近になった重粒子線治療】

2021年11月20日  時流

威力の高い炭素イオンのビームを腫瘍に集中的に照射し、患者の被曝量も抑えることができる、がん重粒子線治療。いくつかの難治がんに対する有効性も示されており、従来の放射線治療に比べて優位な点も多いとされている。近年は装置の小型化も進み、現在では全国7カ所で実施され、健康保険が適用される疾患もある。 がん重粒子線治療の今に迫るシリーズ「身近になった重粒子線治療」の第2回は、QST病院(旧 放射線医学総合研究所病院)病院長の辻比呂志氏に、従来のX線による治療や陽子線治療との違いや、重粒子線治療装置の進化について話を聞いた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・高嶋秀行/2021年10月8日取材、全3回連載)...