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小児癌生存者の15年死亡率が改善

2016年2月2日  New England Journal of Medicine

1970-99年に小児癌と診断され、治療を受けた5年生存者3万4033人を対象に、ここ数十年で実施されている長期死亡低減を目指した癌治療戦略の効果を検証。二次癌、心原性および肺疾患による死亡率が減少したため、健康関連15年死亡率は70年代初期の3.5%から90年代の2.1%へ減少した(trend P<0.001)。特定癌に対する放射線療法の施行およびアントラサイクリン系薬への曝露も経時的に減少していた。...