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マスク着用推奨で新型コロナ罹患率に有意差見られず

2020年11月29日  Annals of Internal Medicine

マスク着用に馴染みがないデンマークで、社会的距離(ソーシャルディスタンス)などの公衆衛生対策にマスク着用を併用することで新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染リスクが低下するかを無作為化比較対照試験で評価(DANMASK-19試験)。マスク着用推奨群3030例、対照群2994例が参加し、着用推奨群にはサージカルマスク50枚を支給した。 その結果、1カ月後のSARS-CoV-2感染率は、マスク着用推奨群1.8%、対照群2.1%だった(群間差-0.3ポイント、95%CI -1.2-0.4パーセントポイント、P=0.38、オッズ比0.82、CI 0.54-1.23、P=0.33)。追跡不能を考慮した多重代入法でもほぼ同じ結果だった。観察された群間差は統計学的に有意ではなかったが、95%CIは感染率46%減少から23%増加に対応するものだった。試験の欠点に、欠測データやアドヒアランスばらつきがあった点、非盲検だった点などがあり、マスク着用によって着用者から他者への感染率が低下したかも評価していない。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿してい...