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ステロイド外用薬の長期使用で骨粗鬆症・骨折リスク上昇

2021年2月9日  専門誌ピックアップ

デンマークの全国レジストリを用いて、高力価ステロイド外用薬(TCS)の累積投与量と骨粗鬆症および骨粗鬆症性骨折(MOF)リスクとの関連を後ろ向きコホート研究で検討。2003-17年に高力価TCS(モメタゾン累積投与量200g以上相当)の投与を受けた成人72万3251例を対象とした。 その結果、骨粗鬆症とMOFいずれのリスクも累積投与量との間に用量・反応関係が認められ、参照群(TCS累積投与量200-499g)と比較すると、MOFのハザード比は累積投与量500-999gで1.01(95%CI 0.99-1.03)、1000-1999gで1.05(同1.02-1.08)、2000-9999gで1.10(同1.07-1.13)、10000g以上で1.27(同1.19-1.35)だった。このほか、累積TCS投与量が2倍になるたび、骨粗鬆症およびMOFの相対リスクが3%増加した(ハザード比1.03、95%CI 1.02-1.04)。人口寄与リスクは、骨粗鬆症で4.3%、MOFで2.7%だった。MOFの患者1例(454人・年)増加当たりの最低曝露量は1万gだった。 ■この記事に対する有識者のコメ...