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透析患者では新型コロナワクチンの効果低下

2021年5月13日  専門誌ピックアップ

維持血液透析患者56例と対照者(医療従事者)95例を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンBNT162b2(ファイザー社・ビオンテック社製)接種後の液性免疫反応を評価。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗スパイクIgGアッセイ(アボット社製)を用いて、2回目接種30日後(中央値)に血清学的検査を実施した。 その結果、対照群の全例、透析群の96%が抗体反応を示した。IgG値は対照群(中央値7401)に比べて透析群(中央値2900)で有意に低く、Mann-Whitney U検定で統計的有意差が示された(U=1238、P<0.001)。IgG値が下位四分位に入るオッズは、高齢者(オッズ比:1歳当たり1.11、95%CI 1.08-1.20、P=0.004)および対照群に比べて、透析群(同2.7、1.13-7.51、P=0.05)で有意に高かった。透析患者で、高齢およびリンパ球数減少に抗体反応低下との関連が示された(オッズ比:1歳当たり1.22、95%CI 1.13-1.68、P=0.03、リンパ球数10-e3/µL増加当たり0.83、0.58-0.97、P=0...