大腸がん、リンパ節転移が肺転移に関連

2003年1月から2016年12月の間に根治的切除術を施行した大腸がん患者1249例を対象に、リンパ節転移と最初の再発部位との関連を検討した。 多変量Cox回帰解析の結果、リンパ節転移の重症度に肺転移との有意な関連が認められた（ステージN0 vs. N1のP＝0.008、N0 vs. N2aのP＜0.001、N0 vs. N2bのP＜0.001）。競合リスク解析では、リンパ節転移の重症度は肺転移との有意な相関を示したが（N0 vs. N1のP＝0.002、N0 vs. N2aのP＜0.001、N0 vs. N2bのP＜0.001）、肺以外の再発部位との相関は見られなかった。リンパ節転移の重症度と大腸がん肺転移に強い相関関係が認められた。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...