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PSMA陽性mCRPC、177Lu-PSMA-617併用でPFSとOS有意に改善

2021年7月2日  New England Journal of Medicine

前立腺特異的膜抗原(PSMA)陽性の転移を伴う去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者を対象に、標準治療と併用する放射性リガンド療法ルテチウム177(177Lu)-PSMA-617の有効性を第III相国際共同非盲検試験で評価(VISION試験)。過去に1レジメン以上のアンドロゲン受容体シグナル伝達阻害薬、2レジメン以下のタキサン系抗がん薬を投与し、ガリウム-68(68Ga)-PSMA-11 PET/CT検査でPSMA陽性を示した患者を組み入れた。 その結果、177Lu-PSMA-617併用群の方が標準治療単独群より、主要評価項目に規定した画像評価による無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)が有意に長かった(PFS:中央値8.7カ月 vs. 3.4カ月、進行または死亡のハザード比0.40、99.2%CI 0.29-0.57、P<0.001、OS:中央値15.3 vs. 11.3カ月、死亡のハザード比0.62、95%CI 0.52-0.74、P<0.001)。主な副次評価項目(奏効率、病勢制御率、症候性骨格系事象発現までの期間)も177Lu-PSMA-617併用群の方が良好だった...