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セリアック病の粘膜傷害、トランスグルタミナーゼ2阻害薬で軽減

2021年7月8日  New England Journal of Medicine

セリアック病に対する選択的経口トランスグルタミナーゼ2阻害薬ZED1227の有効性と安全性を概念実証試験で検討。制御良好な成人セリアック病患者をZED1227 10mg群(41例)、同50mg群(41例)、同100mg群(41例)、プラセボ群(40例)に無作為に割り付けた。主要評価項目は、グルテンによる粘膜傷害の軽減とし、絨毛/陰窩比で測定した。 その結果、ZED1227を投与した全3群で、グルテンによる十二指腸粘膜傷害が軽減した。絨毛/陰窩比の平均値の6週時までの変化量のプラセボとの推定差は、10mg群0.44(95%CI 0.15-0.73、P=0.001)、50mg群0.49(95%CI 0.20-0.77、P<0.001)、100mg群0.48(95%CI 0.20-0.77、P<0.001)だった。上皮内リンパ球密度の変化量のプラセボとの推定差は、上皮細胞100個当たり、10mg群-2.7個(95%CI −7.6-2.2)、50mg群-4.2個(95%CI −8.9-0.6)、100mg群-9.6個(95%CI −14.4-−4.8)だった。主な有害事象は頭痛、悪心、下痢、...