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再発・難治性多発性骨髄腫に新規CAR-T療法が奏効

2021年7月9日  Lancet

再発・難治性多発性骨髄腫患者を対象に、B細胞成熟抗原を標的とするキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法ciltacabtagene autoleucel(cilta-cel)の安全性と臨床効果を第Ib/II相非盲検試験で検討(CARTITUDE-1試験)。 米16施設で前治療歴の多い再発・難治性多発性骨髄腫患者113例を組み入れ、そのうち97例にcilta-celを投与した。奏効率は97%で、67%が完全寛解を達成し、最初の奏効までの期間は1カ月だった。12カ月時の無増悪生存率は77%、全生存率は89%だった。グレード3-4の血液学的有害事象に、好中球減少症(95%)、貧血(68%)、白血球減少症(61%)、血小板減少症(60%)、リンパ球減少症(50%)があった。95%にサイトカイン放出症候群が発現したが(4%がグレード3-4)、グレード5の血球貪食性リンパ組織球症を来した1例を除いて回復した。21%にCAR-T細胞の神経毒性が発現した(9%がグレード3-4)。14例が死亡した(6例が治療関連有害事象、5例が病勢進行、3例が治療に関連のない有害事象のため)。 この記事への読者の皆...