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前立腺摘除後の救済RT、高線量の必要性示されず

2021年7月9日  European Urology

前立腺がんの根治的前立腺全摘除術後に生化学的進行(biochemical progression)を認めた男性350例を対象に、前立腺床への標準線量(64Gy)と高線量(70Gy)の救済放射線療法(SRT)の転帰を第III相無作為化試験で比較した(SAKK 09/10試験)。 その結果、中央値6.2年の追跡で、生化学的進行が見られなかった(freedom from biochemical progression:FFBP)期間の中央値は、64Gy群8.2年、70Gy群7.6年(log-rank検定のP=0.4)で、ハザード比は1.14(95%CI 0.82-1.60)だった。6年FFBP率は64Gy群62%、70Gy群61%だった。グレード2と3の晩期泌尿生殖器毒性発現率は64Gy群でそれぞれ21%と7.9%、70Gy群で26%と4%(P=0.8)、グレード2と3の晩期消化管毒性発現率は64Gy群で7.3%と4.2%、70Gy群で20%と2.3%に見られた(P=0.009)。QOLに有意差はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿して...