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切除不能HCC、sintilimab+ベバシズマブBSでOS改善

2021年7月11日  The Lancet Oncology

中国で切除不能なB型肝炎ウイルス関連肝細胞がん(HCC)患者595例を対象に、1次治療に用いるPD-1阻害薬sintilimab+ベバシズマブのバイオ後続品(BS)IBI305の併用とソラフェニブを第II-III相試験で比較した(ORIENT-32試験)。 その結果、24例にsintilimab+IBI305を投与した第II相試験(導入期)では、客観的奏効率が25.0%で、29%にグレード3以上の治療関連有害事象が発現した。571例を無作為化した第III相試験では、無増悪生存期間がソラフェニブ群よりもsintilimab+IBI305群の方が有意に長かった(中央値2.8カ月 vs. 4.6カ月、層別ハザード比0.56、95%CI 0.46-0.70、P<0.0001)。初回中間解析で、全生存期間はソラフェニブ群よりもsintilimab+IBI305群の方が有意に長かった(中央値10.4カ月 vs. 未到達、ハザード比0.57、0.43-0.75、P<0.0001)。特に頻度の高いグレード3-4の有害事象は高血圧(sintilimab+IBI305群14% vs. ソラフェニブ群6%...