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2次性僧帽弁逆流、超過死亡率と顕著な関連

2021年7月11日  British Medical Journal

2次性僧帽弁逆流(MR)の長期転帰や治療をオーストリア・ウィーンの地域医療ネットワークデータを用いた大規模観察コホート研究で検討。2次性MR患者1万3223例を駆出率を基に3群(駆出率低下、中等度、維持)に分類して評価した。 1317例(10%)が重症2次性MRの診断を受けていた。高齢との相関があり(P<0.001)、心不全の種類を問わず見られたが、駆出率が低下した患者で最も頻度が高かった(2619例中656例、25%)。重症2次性MR患者の死亡率は、同一地域・同年齢・同性集団と比較して著しく高かった(ハザード比7.53、95%CI 6.83-8.30、P<0.001)。軽症2次性MRや2次性MRがない心不全患者と比較すると、中等症および重症2次性MRの死亡率は段階的に上昇した(中等症:ハザード比1.29、95%CI 1.20-1.38、P<0.001、重症:同1.82、1.64-2.02、P<0.001)。重症2次性MRと超過死亡率との関連は、多変量解析後も整合し、心不全の全分類で認められた(駆出率中等度:ハザード比2.53、同2.00-3.19、P<0.001、駆出率低下:同1....