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ASCVD患者の強化脂質管理実施率はわずか17%

2021年7月12日  専門誌ピックアップ

LDL-C値が70mg/dLを超えるASCVD患者には強化スタチン療法に非スタチン療法を加えることがガイドラインで推奨されているが、遵守率が低いことが多い。そこで、米国で脂質低下療法(LLT)を実施しているアテローム性心血管疾患(ASCVD)患者5006例(平均年齢67.8歳、女性39.7%、白人86.1%)を対象に、2年間の低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)治療パターンを前向き観察コホート試験で検討(GOULDレジストリ)。参加者を追跡開始時にPCSK9阻害薬を使用していたグループ、PCSK9阻害薬を使用せずLDL-C値100mg/dL以上だったグループ、PCSK9阻害薬を使用せずLDL-C値が70-99mg/dLだったグループの3群に分けた。 その結果、2年間のLLT強化発生率は全体17.1%、LDL-C値100mg/dL以上群22.4%、同70-99mg/dL群14.4%だった。PCSK9阻害薬使用患者の91.7%が2年時も治療を継続していた。2年時のLDL-C値70mg/dL未満の達成率は、追跡開始時のLDL-C値100mg/dL以上群21.0%、70-99mg/dL...