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COVID-19死亡例の6割に骨格筋炎・心筋炎の兆候

2021年7月12日  JAMA Neurology

COVID-19患者の骨格筋および心筋の炎症発生状況を症例対照研究で検討。2020年3月から2021年2月までに死亡した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者43例(年齢中央値72歳、男性72%)、COVID-19以外の疾患の患者11例(同71歳、64%)を対象とした。 その結果、COVID-19群の骨格筋検体は、非COVID-19群に比べて病理学的スコア(平均値3.4 vs. 1.5、95%CI 0-3、P<0.001)および炎症スコア(同3.5 vs. 1.0、0-4、P<0.001)が高かった。COVID-19群の検体の55%に筋鞘での主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスI抗原の発現、17%にMHCクラスII抗原の上方制御が見られたが、非COVID-19群ではいずれも確認されなかった。ナチュラルキラー細胞数の増加が見られた(中央値:8個 vs. 3個/10HPF、95%CI 1-10/10HPF、P<0.001)。心筋に比べ骨格筋で炎症性特徴が多く見られ、炎症は慢性的経過をたどるCOVID-19患者で顕著だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集...