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血栓回収目的の搬送患者、造影室直行で転帰改善

2021年7月14日  JAMA Neurology

欧米の包括的脳卒中センター6施設で、最終健常確認後24時間以内に血管内血栓除去術(EVT)目的で転送された大血管閉塞(LVO)患者1140例を対象に、病院到着後の血管造影室への直接移動(direct to angiography:DTA)と再画像検査が転帰に及ぼす影響を後ろ向きコホート研究で比較した。 その結果、施設到着から穿刺までの時間中央値は、DTA群の方が再検査群よりも短く(34分 vs. 60分、P<0.001)、通常診療時と時間外診療時でほぼ同じだった。3カ月時の機能的自立を示す改良Rankin尺度(mRS)スコア0-2点達成率は、全時間帯でDTA群52.6%、再検査群37.0%(調整後オッズ比1.85、95%CI 1.33-2.57、P<0.001)、通常診療時で53.8%、40.4%(P=0.008)、時間外診療時で51.5%、34.8%(P<0.001)だった。治療時間域の0-6時間群と6-24時間群による差は見られなかった(交互作用のP=0.88)。mRSスコア0-2点達成率は、DTA群では施設間転送時間が3時間を超えると低下したが(P=0.006)、再検査群ではこ...