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腰痛の筋弛緩薬、有効性と安全性に疑問

2021年7月24日  British Medical Journal

非特異的腰痛に用いる筋弛緩薬の有効性や安全性を系統的レビューとメタ解析で検討。18歳以上の非特異的腰痛患者で筋弛緩薬をプラセボや通常治療、待機リスト、無治療と比較した無作為化比較試験49件をレビューの対象とし、31件(計6505例)を定量的に評価した。 その結果、「非常に低度」の根拠の確実性から、急性腰痛で、対照と比べると非ベンゾジアゼピン系鎮痙薬で2週間以内に疼痛が軽減した(平均差-7.7、95%CI -12.1--3.3)が、身体障害は軽減しないことが示された(同-3.3、-7.3-0.7)。このほか、「低度」および「非常に低度」の確実性から、急性腰痛で、対照と比べて非ベンゾジアゼピン系鎮痙薬で有害事象リスクが上昇した(相対リスク1.6、95%CI 1.2-2.0)が、受容性に対する効果はほとんどない(同0.8、0.6-1.1)ことが示された。他の筋弛緩薬や腰痛持続期間を検討した試験数は少なく、ほとんどの試験のバイアスリスクが高かったため、根拠の確実性が低かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり...