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神経芽腫の導入療法、MSKCC-N5とrCOJECの転帰に差なし

2021年7月27日  専門誌ピックアップ

高リスク神経芽腫患者630例(年齢中央値3.2歳、MYCN遺伝子の増幅を伴う1歳未満の患者16例含む)を対象に、導入化学療法MSKCC-N5レジメンの効果をrapid COJEC(rCOJEC:シスプラチン+ビンクリスチン+カルボプラチン+エトポシド+シクロホスファミド)レジメンと比較した(HR-NBL1.5 International Society of Pediatric Oncology European Neuroblastoma Study)。 その結果、主要評価項目に規定した転移巣の完全奏効(mCR)達成率はrCOJEC群32%、MSKCC-N5群35%(P=0.368)、3年無イベント生存率(EFS)は44%±3%、47%±3%(P=0.527)だった。3年全生存率はrCOJEC群60%±3%、MSKCC-N5群65%±3%(P=0.379)、中毒死発生率は両群とも1%だった。CTCグレード3ないし4の非血液学的毒性の発生率はMSKCC-N5群68%、rCOJEC群48%(P<0.001)で、感染症(MSKCC-N5群35% vs. rCOJEC群25%、P=0.011...