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認知症の精神症状、pimavanserinで再発抑制

2021年7月28日  New England Journal of Medicine

認知症の精神症状に対する5-HT2A受容体逆作動薬/拮抗薬pimavanserinの効果を第III相二重盲検無作為化プラセボ対照治療中止試験で検討。アルツハイマー病、パーキンソン病認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、血管性認知症による精神症状がある患者に非盲検下でpimavanserinを投与し、8週、12週時に一定の効果が見られた患者217例をpimavanserin継続群とプラセボ群に割り付けた。主要評価項目は、生存時間解析で評価した精神症状の再発とし、陽性症状評価尺度-幻覚・妄想(SAPS-H+D)スコアの30%以上の悪化かつ臨床全般印象-改善度(CGI-I)スコア6点(中等度の悪化)または7点(著明な悪化)、認知症関連精神症状による入院、有効性欠如による試験レジメンの中止または試験からの脱落、認知症関連精神症状に対する抗精神病薬の使用のいずれかを満たす場合と定義した。 その結果、pimavanserin群95例中12例(13%)とプラセボ群99例中28例(28%)に精神症状の再発が認められた(ハザード比0.35、95%CI 0.17-0.73、P=0.005)。二重盲...