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世界の高血圧人口が30年間で倍増

2021年9月1日  Lancet

世界の200の国・地域を対象に、1990-2019年の高血圧(収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上、降圧薬服用のいずれかと定義)の有病率、診断や治療、管理の進歩を研究1201件の統合解析で検討。血圧測定値と治療情報が入手できた患者1億400万人(30-79歳)のデータを用いた。ベイズ階層モデルを用いて、有病率、診断率、降圧薬服用(治療)率、血圧が140/90mmHg未満に制御されている患者の割合(制御率)を推定した。 世界の高血圧患者は30年間で倍増し、1990年の女性3憶3100万人、男性3憶1700万人から、2019年の6憶2600万人、6億5200万人に増加したが、年齢調整有病率はほぼ不変だった。2019年の年齢調整高血圧有病率は、カナダおよびペルーの男女、台湾、韓国、日本、一部の西欧諸国(スイス、スペイン、英国)の女性、一部の低所得国や中所得国の男性が最も低かった。2019年の診断率は女性59%、男性49%、治療率は女性47%、男性38%、制御率は女性23%、男性18%だった。...