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ST上昇ない院外心停止、冠動脈造影の即時実施は無益

2021年9月9日  New England Journal of Medicine

院外心停止(OHCA)後に蘇生に成功したST上昇がない患者530例を対象に、冠動脈造影(CAG)の即時実施(即時実施群)と初期評価後または必要な場合のみ実施(実施遅延群)の転帰を多施設無作為化試験で比較した(TOMAHAWK試験)。主要評価項目は、30日以内の総死亡率とした。 その結果、30日以内の総死亡率は即時実施群54.0%、実施遅延群46.0%だった(ハザード比1.28、95%CI 1.00-1.63、P=0.06)。副次的複合評価項目(全死亡または重度神経障害)発生率は、即時実施群の方が実施遅延群よりも高かった(64.3% vs. 55.6%、相対リスク1.16、1.00-1.34)。トロポニン放出量のピーク値、中等度または重度の出血、脳卒中、腎代替療法の発生率は両群同等だった。...