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免疫抑制患者の9割がコロナワクチン接種後に抗体獲得

2021年9月12日  Annals of Internal Medicine

免疫抑制薬を投与している慢性炎症性疾患(CID)患者133例(65歳以上)と免疫系が正常な参加者53例を対象に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)mRNAワクチン接種の免疫原性を前向き観察コホート研究で検討した。 その結果、ワクチン接種後、CID患者の88.7%と免疫系が正常な参加者全53例に抗体が認められた。グルココルチコイドを投与しているCID患者(17例)の方が投与していない患者よりも抗S IgG抗体価が低く、抗S IgG抗体の幾何平均値は、プレドニゾン投与例が357、プレドニゾン非投与例が2190だった。B細胞枯渇療法(BCDT)実施例(10例)も抗S IgG抗体価が低かった。代謝拮抗薬(48例)、腫瘍壊死因子阻害薬(39例)、ヤヌスキナーゼ阻害薬(11例)を投与している患者と投与していない患者で免疫原性の測定値に差があったが、95%CIの範囲が広く、重なりが認められた。中和抗体価は、抗S IgG抗体の結果とほぼ同じだった。...