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ARDS患者の死亡率、超低1回換気量で改善せず

2021年9月13日  Journal of the American Medical Association

急性低酸素呼吸不全(ARDS)成人患者412例を対象に、体外式二酸化炭素(CO2)除去装置を用いた超低1回換気量による人工呼吸管理の転帰改善効果を実用的多施設共同割付隠蔽非盲検無作為化試験で検討(REST試験)。 その結果、405例(98%)が試験を完遂した。試験は、無益性および実現可能性を理由に早期に中止された。主要評価項目の90日死亡率は、体外式CO2除去群41.5%、標準低換気量群39.5%だった(リスク比1.05、95%CI 0.83-1.33、差2.0%、同-7.6-11.5、P=0.68)。人工呼吸器離脱平均日数は、体外式CO2除去群の方が有意に短かかった(7.1日vs. 9.2日、平均差-2.1日、同-3.8--0.3、P=0.02)。それぞれ62例(31%)および18例(9%)に重篤な有害事象が認められ、頭蓋内出血(4.5% vs. 0%)、他の部位での出血(3.0% vs. 0.5%)などがあった。全体で21例に試験装置関連の重篤な有害事象が22件発生した。...