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若年性大腸がんは左側腫瘍、直腸出血、腹痛が多い

2021年9月16日  専門誌ピックアップ

若年性大腸がん(EO-CRC)と平均的年齢で発症した大腸がん(AO-CRC)の臨床的またはゲノム的な違いを検討。EO-CRC患者759例(診断時35歳以下151例、36-49歳608例)とAO-CRC患者687例(50歳以上)を比較した。 その結果、EO-CRC患者では、左側腫瘍(35歳以下80.8%、36-49歳83.7% vs. AO 63.9%、どちらもP<0.001)、直腸出血(35歳以下41.1%、36-49歳41.0% vs. AO-CRC 25.9%、それぞれP=0.001、P<0.001)、腹痛(35歳以下37.1%、36-49歳34.0% vs. AO-CRC 26.8%、それぞれP=0.01、P=0.005)の頻度が高かった。 マイクロサテライト安定性大腸がんの病理組織学的特性に差はなかった。TP53および受容体型チロシンキナーゼシグナル伝達経路の変化に年齢による差が認められたが、体細胞遺伝子解析や腫瘍の側性を変数とした多変量解析では統計的な有意差はなかった。マイクロサテライト安定性の進行大腸がんでは、化学療法の奏効率および生存率が各年齢コホートでほぼ同じだった。病...