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新生児ゲノム検査、家族関係に悪影響みられず

2021年9月18日  JAMA Pediatrics

新生児ゲノムシーケンシング(nGS)による家族への心理社会的影響を無作為化試験で検討(BabySeq Project)。新生児325例を標準新生児スクリーニング+家族歴聴取(対照)、標準新生児スクリーニング+家族歴聴取+nGSに割り付け、その親519例(女性275例)にアンケート調査を実施した。 その結果、一般化推定方程式モデルで、親子関係(母子結合スケールスコアの調整後平均群間差:nGS結果開示直後0.04点、3カ月後-0.18点、10カ月後-0.07点、joint P=0.57)と親の精神的苦痛(エジンバラ産後うつ病質問票不安下位尺度スコアの調整後平均群間比:開示直後1.04、3カ月後1.07、joint P=0.80)で、経時的に意味のある差はなかった。両親の関係に経時的群間差が見られたが(カンザス結婚満足度尺度スコアの調整後平均群間差:開示直後-0.19点、3カ月後-0.04点、10カ月後-0.01点、joint P=0.02)、影響は経時的に低下した。いずれの結果でも、持続的な心理社会的悪影響を示す根拠は認められなかった。...