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コロナ禍で米退役軍人の自殺念慮が減少

2021年9月20日  JAMA Psychiatry

米国退役軍人3078人(平均年齢63.2歳、男性91.6%)を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)大流行下での自殺行動の縦断的変化を集団ベース前向きコホート研究で検討。大流行前と米国での公衆衛生上の緊急事態開始後の約10カ月間とする大流行期間中で比較した。 その結果、過去1年の自殺念慮報告率は大流行前10.6%、大流行期間中7.8%と低下が見られた。追跡期間中の新規自殺念慮発生率は2.6%だった。社会人口統計学的特性および軍隊特性で調整した最も強力な新規自殺念慮発生の危険因子およびCOVID-19関連変数は、社会的支援の不足(オッズ比2.77、95%CI 1.46-5.28)、自殺企図歴(同6.31、2.71-14.67)、生涯の心的外傷後ストレス障害またはうつ病(同2.25、1.16-4.35)、過去1年のアルコール使用障害重症度(同1.06、1.01-1.12)、COVID-19感染(同2.41、1.41-5.01)、COVID-19流行下での社会的関係の悪化(同1.47、1.16-1.88)だった。...