臨床ダイジェスト

ログイン 会員登録

  1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 新規多発性骨髄腫にダラツムマブ維持療法が有益

新規多発性骨髄腫にダラツムマブ維持療法が有益

2021年9月25日  The Lancet Oncology

自家幹細胞移植(ASCT)適応のある新規多発性骨髄腫患者を対象に、維持療法に用いるダラツムマブの効果を経過観察と比較(CASSIOPEIA試験パート2)。導入・地固め療法に用いるボルテゾミブ+サリドマイド+デキサメタゾン(VTd)とVTd+ダラツムマブ併用(D-VTd)を比較したCASSIOPEIA試験パート1で部分寛解以上を達成した患者886例を対象とした。主要評価項目は、パート2の無作為化後の無増悪生存期間(PFS)とした。 追跡期間中央値35.4カ月で、PFS中央値は、ダラツムマブ群未到達、観察群46.7カ月だった(ハザード比0.53、95%CI 0.42-0.68、P<0.0001)。主なグレード3または4の有害事象は、リンパ球減少症(ダラツムマブ群4% vs 観察群2%)、高血圧(同3% vs 2%)、好中球減少症(同2% vs 2%)だった。ダラツムマブ群の23%、観察群の19%に重篤な有害事象が発現した。ダラツムマブ群では有害事象2件が死亡に至り(敗血症性ショック、ナチュラルキラー細胞リンパ芽球性リンパ腫)、いずれも治療との関連が認められた。...