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抗菌薬と大腸がん発症の関連に新たな根拠

2021年9月27日  専門誌ピックアップ

2005-2016年にスウェーデン全国レジストリに登録された1次原発大腸がん(CRC)患者4万545例とマッチさせたがんない対照20万2720例を対象に、抗菌薬投与とCRC発症リスクの関連を症例対照研究で検討した。 その結果、診断2年以内に投与された抗菌薬を除き、抗菌薬の頻繁な使用とCRC発症に正の関連が認められた。2年の休薬期間を除き、部位特異的解析では正の関連は近位結腸に限定されていた(非使用に対する高頻度使用のオッズ比1.17、95%CI 1.02-1.31)。直腸がんでは、女性で負の関連が見られた。キノロン系やスルホンアミド系、トリメトプリム系に近位結腸がん発症との正の関連が示されたが、全般的に全クラスの抗菌薬と直腸がん発症に負の関連が認められた。...