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感染性壊死性膵炎で即時ドレナージの優越性示されず

2021年10月14日  New England Journal of Medicine

感染性壊死性膵炎患者153例を対象に、即時ドレナージ実施(無作為化後24時間以内)とドレナージ延期(壊死巣の被包化後まで延期)の転帰改善効果を多施設共同無作為化優越性試験で比較。主要評価項目は、6カ月の追跡期間中の包括的合併症指標スコア(0-100点、高スコアほど合併症が重度)とした。 包括的合併症指標スコアの平均点は、即時群57点、延期群58点だった(平均差-1、95%CI -12-10、P=0.90)。死亡率は即時群13%、延期群10%だった(相対リスク1.25、95%CI 0.42-3.68)。平均侵襲的治療(カテーテルドレナージおよび壊死組織除去術)回数は、即時群の方が延期群よりも多かった(4.4回 vs. 2.6回、平均差1.8回、95%CI 0.6-3.0)。延期群では19例(39%)に抗菌薬による保存治療を実施し、ドレナージが不要だった(17例が生存)。両群の有害事象発現率は同等だった。...