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多発性骨髄腫、ダラツムマブでOS改善

2021年10月28日  The Lancet Oncology

移植適応のない多発性骨髄腫を対象にダラツムマブ併用療法の有効性と安全性を検討する多施設共同無作為化第III相試験(MAIA試験)の中間解析の結果が報告された。試験では、ダラツムマブ+レナリドミド+デキサメタゾン療法(DLd群、368例)とレナリドミド+デキサメタゾン療法(対照群、369例)を比較し、主要評価項目の無増悪生存期間(PFS)と、副次評価項目の全生存期間(OS)を評価した。 追跡期間中央値56.2カ月で、PFS中央値はDLd群が到達せず、対照群は34.4カ月だった(ハザード比0.53、95%CI 0.43-0.66、P<0.0001)。両群ともOS中央値に到達しなかった(同0.68、0.53-0.86、P=0.0013)。頻度の高かったグレード3以上の有害事象は、好中球減少症(DLd群54% vs. 対照群37%)、肺炎(19% vs. 11%)、貧血(17% vs. 22%)だった。DLd群の77%、対照群の70%に重篤な有害事象が発現した。治療関連死はDLd群で13件、対照群で10件報告された。...